ロシアと日本の国境警備担当者がサハリンで合同演習

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ロシアと日本の国境警備担当者らによる合同演習が、サハリン島のアニワ湾で実施される。ロシア連邦保安庁サハリン州国境警備局が伝えた。

実施期間は7月21日から24日で、コルサコフ港には、日本の海上保安庁の巡視船「えちご」が寄港する予定だ。ロシア側からは、国境パトロール艇「パリヤ」及び「825」、警備艦「ユジノサハリンスク」さらには巡視艇やヘリコプターが参加する。

国境警備局報道部の発表では「ロ日双方は、違反船を想定した拘束作戦や、海難事故に遭った船舶の救助や公海上での人命救助作戦の訓練に参加する」。

演習の指揮にあたるのは、ロシア側は連邦保安庁サハリン州国境警備局の責任者セルゲイ・クドリャショフ中将、日本側は海上保安庁第一管区のバンノ・キミハル本部長だ。

また演習後、ロシアと日本の艦船は、コルサコフ港に停泊し、見学する市民を受入れるほか、船員達は地域の歓迎行事に参加する。

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