「われわれはFIFA側にブラッター氏を供述のため引き渡す可能性をたずねたが、FIFAはこれを退けた。」
ターナー米上院議長はFIFAの拒否の原因、根拠については明らかにしていない。
ブラッター氏は1998年からFIFAの会長に就任。今年5月29日、5期めの再選を果たしている。FIFA会長の選挙は汚職スキャンダルを背景に実施。このスキャンダルではFIFAの一連のトップが逮捕されている。
FIFAの汚職の事実捜査は米国法務省が担当している。
6月2日、ブラッター氏は選出にもかかわらず会長の職を辞退を宣言し、FIFAの執行委員会に対し、緊急会議を招集し、後継者を選出するよう要請している。新会長の選出までブラッター氏は会長の役職を務める。