14日日本は環太平洋パートナーシップ協定は加盟国が揃わなくても調印可能と宣言した。
経済再生担当社会保障・税一体改革担当甘利明内閣府特命担当大臣は14日、閣僚会議の後の記者会見で、現在TPPに加盟の可能性のある12カ国全部が来月ハーグに集まり、TPP創設についての合意達成を試みることを明らかにした。
ところが、甘利氏は「準備が間に合わないという国が仮にあるとしても、そのために交渉を漂流させるわけにはいかない。そういう国は、交渉が合意に至った後で参加して くるという選択肢もゼロではない」と述べている。これは交渉が進んでいないカナダ、ニュージーランドを念頭に置いた発言だと見られている。