コリアン・エアは青森、秋田、石川、鹿児島空港への便を8月初めから再開し、アシアナ航空は富山、愛媛への乗り入れを7月末に始める。
これより前のマスコミ報道では、2社が一時的に欠航していた日本への乗り入れ便は190本に及ぶ。韓国でのMERS蔓延をうけ、多くの観光客が韓国行きを取りやめたため、航空チケットの売り上げも急激に落ちている。韓国観光組織が6月18日に発表したデーターでは、ウイルスの影響で12万人の観光客が旅行をキャンセルしている。各観光企業の調べでは、現在、観光客の波は次第に戻ってきており、これをうけて欠航便の一部再開が決められた。
MERSの感染は当初は通常の呼吸器病の感染に似ており、高熱、咳、肺炎へと発展するが、割合早い段階に重症となり、肺機能がやられてしまう。