ロシアのアレクセイ・ザイツェフ国連大使報道官がリアノーボスチ通信に伝えたところによれば、決議案の検討期日は現時点では決まっていない。
ザイツェフ報道官はさらに、国際法廷設立に反対するロシアの立場は変わっていない。これより前、ロシアのチュルキン国連大使は声明を表し、国際法廷の設立は事件での真犯人探しではなく、「大掛かりな政治ショーを組織しようとする試み」だと激しく非難している。
国際法廷の設立にはオランダ、マレーシア、オーストラリア、ベルギー、ウクライナの5カ国が賛同を示している。
7月1日、オランダの安全保障評議会はマレー機墜落の捜査を終了。捜査結果については2015年10月初旬にも公開される。
マレーシア航空機は2014年7月、ウクライナ東部のドンバスで墜落し、乗員乗客全員が死亡している。