演習が基本的に人が住んでいる場所で行われる点が注目に値する。地元の住民はこの演習を疑問視している。報道も禁じられており、陸軍司令官も、なぜ兵士らが基地を後にしたかの説明を拒んでいるためだ。米国市民は演習を監視するための志願部隊を集めている。
一部の国民は、軍人たちはスーパーマーケット「ウォルマート」の閉店した店舗を宿営地にしているとか、兵士たちは地下トンネルを通じて設備を運び込んでいるとかと考えている。軍人たちは冷凍食品用のバンで死体を運んでいる、との説もささやかれている。
地元住民は「ジェイドヘルムへの反抗」と題したオブザーバー作戦を提唱し、準備している。テレビ放送「ロシア・トゥデイ」はエリック・ジョンストン調整役に話を聞いた。
「いわゆる過激組織がいくつかあり、彼らは演習の目的を、隕石落下から大量死、さらには戦争状態の導入まで、ありとあらゆるものに結び付けている。私はそれらを全く信じていない。私は、軍は大掛かりな作戦に向けて準備をしている、と思うが、それが何なのかまでは知らない」
「軍人が派遣されることになっている全ての地域に私どものボランティアがいる。我々は彼らの行動を監視し、目にした全てを公表する。彼らがどこかの街に入ったなら、我々はその移動を追跡し、祖国に報告する」とジョンストン氏。