少女が泣き出したのは、メルケル首相の、難民全員が独に留まれるわけではないという発言が原因。
「私はみんな分かるのですが、それでもこれを言わなければなりません。政治は難しいものです。しかも目の前にあなたたちが立っているのですから、なおさらです。あなたたちはとても感じの良い方々です。でも、移民全員に、ドイツに来てくださいとはいえません。何人かの方にはドイツを去っていただかねばならないのです。」
メルケル首相はこういうと、泣いている少女に近づき、頭をなでた。
少女の父親は労働許可を得ておらず、少女もドイツで教育を受ける権利を持っていない。