ヌーランド国務次官補は、次のように伝えた―
「我々は、ミンスク合意が完全に遂行されていない間は、制裁の効力は残ると考えている。また、暴力行為がエスカレートした場合、ロシアへの圧力を強化する用意があるとみなしている。
米国は、ウクライナへ、軍事援助を行っている。特に我々は、ウクライナへ、この援助と軍人養成の枠内で約1億5千万ドルを提供した。
我々が加えている圧力と拡大するポテンシャルにより、ロシアが、彼らの指導下にあるドネツク及びルガンスクの勢力に、自ら負った義務を遂行させるよう希望する。さもなければ、その代償は高くつくだろう。」
なおヌーランド国務次官補は、経済及び軍事面での代償が増えるのかという質問に対し「我々はどのような可能性も排除していない」と答えた。