先の情報では、ブレイビクは6月半ばに申請書を提出していた。なおAP通信が、オスロ大学の発表を引用して報じたところでは、ブレイビクは、刑務所の自分の独房で勉強する。
オスロ大学のオッテルセン(Ole Petter Ottersen)学長は「ノルウェーの刑務所に収監されたあらゆる囚人は、もしその学習レベルが入学審査委員会の要求を満たすならば、高等教育を受ける事ができる」と説明している。
ブレイベクは、2年前にも入学を申請したが、その時は、学習レベルがしかるべきレベルに達していないとして斥けられた。
ブレイベクは、2011年7月22日、ノルウェーの首都オスロ市内の政府機関が集中した官庁街で爆破テロを組織、その結果8人が亡くなった。その後彼は、ノルウェー労働党の青年キャンプが催されていたウトヤ島に向かい、そこで銃を乱射、69人を殺害した。彼には懲役21年の判決が下されたが、収監期間は、若干延長される可能性もある。