マレー機墜落現場からの新たなビデオ映像:「スホイが民間機を撃墜」

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マレー機墜落現場からの新たなビデオ映像:「スホイが民間機を撃墜」 - Sputnik 日本
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オーストラリアのポータル・ニュースサイトNews Corp Australiaは、昨年7月にウクライナ東部で起きたマレーシア航空機MH 17便墜落事件直後に撮られたものとされるビデオ映像を公開した。ビデオ内に録音されている会話の中では「旅客機が軍用機によって撃墜された」と述べられている。

オーストラリアのジャーナリストらによれば、彼らが手に入れたのは全部で17分あるうちの4分間だけだが、サイト上では完全なビデオから作られたように編集されている。

ビデオからは、事故現場に最初に到着したのは義勇兵達だと分かる。現場の周囲を取り囲み、一般人を中に入れないようにとの指示を出す指揮官の声が聞こえる。またビデオには、義勇兵達が、犠牲者の所持品から航空機の所属先の特定を試みている様子が写されている。その際、義勇兵達は、捜査員が到着するまで物には手を触れないよう、そしてブラックボックスを見つけ出すよう求めている。

またビデオには、おそらく部隊の指揮官と思われる男性の声が録音されており、彼は電話で他の義勇兵達と起った事について話し合っている。男性は「複数の飛行機が撃ち落とされた。私はその現場にいる」と述べ、その後別の人物による「彼らは、スホイが民間機を撃墜し、義勇軍が、スホイを撃墜したと言っている」との声が聞こえる。この義勇兵は又「我々があたかも民間機を撃墜したようにしようと決めたのだ」と述べている。その後少したって、ロマンという名の義勇兵の指揮官と思しき人物が電話を受け取り、その後彼は、自分の部隊にこの地区へ進むよう命じている。なおビデオの最後で指揮官は「飛行機から5人がパラシュートで飛び降りた」と述べた。

ニコライ・ペトロ政治学博士はRussia Todayのインタビューに応じた中で「オーストラリアのマスコミにより公表されたビデオ映像は、西側諸国が下した結論を確認するために必要だ」と指摘し、次のように続けた―

「公表されたビデオの部分は、オランダが、グループに入っている他の国々に検討のため提出した草案の一部側面を確認すべきだという考えを示唆している。」

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