「サン」はサイト上に、7歳ぐらいの年齢のエリザベス女王が、スコットランドのバルモラル城の芝生で、母のエリザベス・ボーズ=ライアン、おじのエドワード王子(のちのエドワード8世)、妹のマーガレット王女とくつろいでいる、20秒ほどのビデオを公開した。その中で未来の女王陛下は、母に続いて、カメラマンに向かい右手を挙げナチス式の挨拶をしている。「サン」は「未来の女王陛下は、自分のジェスチャーの中で、ナチス式の挨拶を使った」と書いている。
WORLD EXCLUSIVE: Secret 1933 film shows Edward VIII teaching Nazi salute to Queen.See it FREE http://t.co/obLY6PESZI pic.twitter.com/M8EsH2vfsD
— The Sun (@TheSun) 17 июля 2015
これに対し、バッキンガム宮殿のスポークスマンは声明を出し、その中で「おそらくは女王陛下のアーカイヴに属していると思われる80年も前に撮られたフィルムが流出し、こうした形で紹介された事に失望している」と述べた。
AFPは、消息筋の話として「当時エリザベスⅡ世は、あまりに小さくて、そうした動作が何を意味するのか理解できなかったのだ。女王はタブロイド新聞がそれを公表した事で大変不快に感じている」と報じた。