過去に3回サーフィンの世界チャンピオンに輝いているオーストラリア人のミック・ファニングさんが泳ぎ始めた時、サメが背後から襲った。ファニングさんは、水中に引きずり込まれ、サメに気付き、足で蹴とばした。すぐにセキュリティー担当者たちが水上オートバイで駆け付け、ファイニングさんは救助された。
ファイニングさんは、「何かが私のサーフボードのロープを水中に引っ張ったのを感じました。歯は見えませんでした。見えたのはヒレだけです。今でも信じられません」と語った。幸いなことに、ファイニングさんにケガはなかった。
大会の組織委員会は、大会の中止を決定した。賞金は、ファイニングさんとその対戦相手のジュリアン・ウィルソンさんで分け合った。なお、ウィルソンさんも救助隊と一緒に、サメに襲われたファイニングさんのもとに向かって泳いだという。