安倍首相は、中学生たちが島への思いを語った後、「私も今までプーチン大統領と10回、首脳会談を行い、この問題についても話をしてきた。会談を通じて2人の間に培った信頼関係を生かしながら、この問題を解決するためにリーダーどうしが決断しなければならない」と述べた。NHKが伝えた。
安倍首相はまた、「この問題を解決し、日本とロシアの間に平和条約が締結されるように、私も総理大臣としてこれからも努力をしていきたい」と語ったという。
日本経済新聞は19日、「岸田文雄外相は8月末にロシアを訪問する最終調整に入った」と報じた。日本では岸田外相の訪露が、ロシア大統領の日本訪問の準備において極めて重要な要素だと考えられている。
ロシアのペスコフ大統領補佐官は20日、記者団に、ロシア大統領府は、プーチン大統領がいつ日本を訪問できるのかまだ分からないと発表した。同時にペスコフ報道官は、「ロシアは、日本のような隣国との、あらゆるコンタクトのために、これまでも開かれており、今も開かれ続けている」と述べた。