記者によると、ベルルスコーニ氏は、政党「フォルツァ・イタリア」の議員たちの会合で、「私はイタリアでは片隅に追いやられたが、ウラジーミル・プーチン氏は、私に市民権とロシア経済相のポストを与える用意があると言ってくれた」と語った。
なお記者は、議員たちとの会合が開かれた時のベルルスコーニ氏の精神状態はあまり良くなく、党の問題を訴えていたと伝えた。
ベルルスコーニ氏は、イタリアの最も著名な政治家の1人で、ジョークを言うことでも知られている。
ベルルスコーニ氏は、イタリアの首相を3度務め、自身が立ち上げた政党「フォルツァ・イタリア」の党首も長年にわたって務めた。またベルルスコーニ氏は、サッカークラブ「ミラン」のオーナーでもあり、フォーブス誌の長者番付にも入っている。