教育科学省は、「トバチク火山で2012-2013年に噴出した溶岩が冷えて固まった場所から、新種のダイヤモンドが複数見つかった。これらのダイヤヤモンドは、トバチク・ダイヤモンドと名付けられた。ロシアの地質学者たちの見解によると、この希少なダイヤモンドは、マグマ溶解物ではなく、雷の放電の影響を受けた衝撃による結晶化の結果、火山ガスの中で形成されたとみられている。今日までに、冷えて固まった溶岩の少量のサンプルから、すでに数百個のダイヤモンドが取り出された!これほど大量のダイヤモンドと比較できるのは、インドのダチン産地(サンプル1キロから77個のダイヤモンド)とカナダの珍しいマグマ岩石(サンプル28キロから1500個ダイヤモンド)で発見されたで極めて高純度のダイヤモンドだけである」と発表した。
トバチク・ダイヤモンドの大きさは、溶岩から見つかったものとしては十分に大きく、250-700ミクロン。これらの事実を受けて、地質学者たちは、少なくとも、溶岩の生成物の一部がダイヤモンドを含有しているとの慎重な結論を導いた。トバチク火山で見つかったダイヤモンドは、これまでに発見された様々な種類の宝石と、燃焼温度などの大多数の地球化学的特質に関して異なっている。これらの違いにより、溶岩から見つかったダイヤモンドは、新種のトバチク・ダイヤモンドとされる。学者たちは、この発見が、新たなダイヤモンド鉱床の発見に寄与することに期待している。