米国、キューバがグアンタナモ基地をロシアに渡すのではないかと懸念

© AP Photo / Ben Fox, File米国、キューバがグアンタナモ基地をロシアに渡すのではないかと懸念
米国、キューバがグアンタナモ基地をロシアに渡すのではないかと懸念 - Sputnik 日本
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キューバ及びキューバ・米国研究所のジェイミー・スチリキ(Jaime Suchlicki).所長は「米国は、キューバにグアンタナモ空軍基地を返したくない。キューバ当局が、あの施設をロシアに渡すのではないかと心配しているからだ」との考え方を示した。

スチリキ所長は、ラジオ・スプートニクの取材に対し「今もグアンタナモの問題は、最も複雑で困難な問題として残っている。キューバは、返還を求めているが、米国当局及び軍は、あそこにキューバ人が配備されることを欲していない。またキューバが、自分の同盟国ロシアに基地を渡し、ロシアの潜水艦がカリブ海に最高の寄港場所を得るのではないかとの懸念もある」と述べた。

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20日、月曜日、半世紀以上の中断を経て、キューバと米国の間の外交関係が公式に回復され、ワシントンとハバナには、それぞれの大使館が開かれた。

キューバのロドリゲス外相は、ワシントンでの大使館のオープン・セレモニーで演説した際、米国はキューバの主権を完全に尊重すべきだと指摘し「不法に占領されているグアンタナモの土地を返すよう」求めた。これに対し米国のケリー国務長官は「米国当局には、現時点で、キューバにおけるグアンタナモ空軍基地に関する合意を見直すつもりはない」と言明した。

キューバと米国の外交関係は、キューバ革命の後、50年以上に渡り中断していた。長年にわたる対立が終わり、オバマ大統領の新しい方針のおかげで、今回の国交回復は可能となった。オバマ大統領は、これまでのやり方が何ら成果をもたらさなかった事から、昨年12月、国交回復へ向け米国の外交を原則的に方針転換した。ラウル・カストロ氏を筆頭とするキューバ指導部は、互いが接近し冷戦時代の遺物を捨て去るべきだとの米国の政策を支持し、現在ワシントンとの間で、主要な問題である、経済制裁の解除問題解決に向け努力する意向だ。政治対話の復活は、制裁解除を促すはずのものだが、最終的な決定は、今だ「カストロ体制」反対派が少なくない米国議会の出方次第である。

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