三菱ふそうトラック・バス株式会社マーケティング課のマイケル・ケンパー氏は、「同社はロシア市場に残る。我々は2015年、積載量3.5トンから16トンのトラックセグメントが三菱ふそうの販売台数に占める割合を最大5パーセント増加する考えだ。ナーベレジヌイェ・チェルヌイ工場でのトラック生産は、今年の9月に再開される」と語った。
三菱ふそうは2009年からナーベレジヌイェ・チェルヌイで、主要株主であるドイツの ダイムラーAG、およびロシアのカマズ社の合弁企業を基盤に、小型トラック「キャンター」を生産している。
三菱ふそうによると、ロシアでは、ナーベレジヌイェ・チェルヌイで組み立てられたキャンター、合わせておよそ6800台が販売された。
三菱ふそうは今年4月、需要の低迷とロシア通貨ルーブルの下落により、ロシアでのトラックの組み立てを一時停止すると発表した。