ブリヤート首都から30kmの、ハマル・ダバン連山の麓、草原の上に、ロシア仏教の伝統的僧団の、精神的首府がある。イヴォルギンスキー・ダツァンだ。世界各地から数多くの信者、巡礼者、観光客が訪れる、ロシア仏教の中心地だ。
© Sputnik / Владимир Песня / メディアバンクへ移行ダライ・ラマ14世はダツァンについてこのように記している。「それはスターリンが政権の頂上にいるときに建設された。どのようにしてそれが可能となったのかはわからないものの、その事実そのものが、人間意識のどれほどの深みに精神性が根付いていることか、そしてそれを根こそぎにすることは非常に困難で、あるいは全く不可能であるということを自覚させた」
ダライ・ラマ14世はダツァンについてこのように記している。「それはスターリンが政権の頂上にいるときに建設された。どのようにしてそれが可能となったのかはわからないものの、その事実そのものが、人間意識のどれほどの深みに精神性が根付いていることか、そしてそれを根こそぎにすることは非常に困難で、あるいは全く不可能であるということを自覚させた」
ダツァンで祈りを捧げる人は、マントラが刻まれた特殊なドラムを回転させる。
寺院の祭壇とインテリアが真の芸術作品を荘厳する。
第7代ハンボ・ラマ、ダシ=ドルジョ・イチゲロフの彫像。
イヴォルギンスキー・ダツァン敷地内の婚姻の儀。
寺院の敷地内には大学の校舎、仏舎利塔、宿坊、仏教芸術美術館、様々な業務用施設、ラマ僧の僧房がある。