ロシア元首相「日本との平和条約締結問題にロシアはこれからも取り組んでゆく」

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ロシアのセルゲイ・ステパシン元首相 - Sputnik 日本
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ロシアのセルゲイ・ステパシン元首相は「日本との平和条約締問題に、ロシアはこれからも取り組んでゆく」と述べた。この発言は、千葉・幕張での第九回ICCEES(中欧・東欧研究国際協議会)世界大会のオープニングに際し開かれたシンポジウムで、ステパシン元首相が「ロシアの東方転換」と題し行った報告の中でなされたものだ。

報告の中で、ステパシン元首相は、次のように指摘したー

「ロシアでは、ロ日間の協力が発展していると理解され、そう見られている。我々は、平和条約締結問題に関する作業を、少しも停止することはなかった。

セルゲイ・ステパーシン元首相 - Sputnik 日本
ロシア元首相、日本の国際会議で登壇
ロシアは、ユーラシア諸国との共同発展に賛成である。我々は、西方であれ東方であれ、それを欲するあらゆる国々と協力する用意がある。言い換えれば、我々は、我々と共に働くことを欲する国々と作業する用意があると言うことだ。

ロシアに対する制裁措置に関して言えば、ビジネスマン達は、市場が永遠に失われる可能性のある事を非常によく理解している。経済協力が、政治に勝利するよう期待する。」

このように強調したステパシン元首相はまた、ユーラシアの統合強化のプロセスにおいて政府を援助するよう参加者らに提案した。

ICCEES(イクシーズ)世界大会の開会前に開かれたシンポジウムには、福田康夫元首相や韓国の韓昇州 (ハン・スンジュ) 元外相も参加した。

ICCEESは、1974年に創設されたもので、5年ごとに大会を開いてきたが、欧州及び米国以外で大会が開かれたのは、今回が初めてだ。

今回の幕張での大会には、世界70カ国以上から約1500人の代表が出席している。

 

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