ラヴロフ外相は5月に実施された習国家主席のロシア訪問および、これから実施されるプーチン大統領の訪中に触れ、「7月、両国首脳はウファでの上海協力機構、BRICS両サミットに参加した際、会談を行った。それからちょうど1ヵ月後、ロシア大統領は中国代表の招待により、日本の軍国主義に抵抗した対日戦の勝利70年の式典に参加する予定だ」と語った。
これに対し、ヴァン外相も、先月「ロシアは主催国として上海協力機構およびBRICSのサミットを成功裏に行なった」と評価し、「これらすべてはロシアの持つ大規模な国際的な行事を組織する高い能力および重要な国際的な影響力を再度確証づけるものだ」とし、「今年、第2次世界大戦の戦勝70年が祝われている。ロシアと中国の両国民は多大な犠牲を払っただけでなく、戦勝を勝ち取るために主要な役割を果たした」と語った。
8月5日から6日、マレーシアでは、ロシア-ASEAN閣僚会議、東アジアサミット参加国外相会議、第21回ASEAN安全保障地域フォーラム大会と、ASEAN路線での毎年恒例の複数の行事が行なわれている。