李夫人と共に北朝鮮を訪れる韓国の 金聖在(キム・ソンジェ)元文化観光相は、李夫人が、「わが民族が分断70年の悲しみと痛みを癒し、6・15(2000年の南北共同宣言)の精神で和解、協力し、愛し合い、平和に往来しながら暮らす民族になることを願う気持ちで、平壌に向かう」と語ったことを明らかにした。朝鮮日報が伝えた。
朝鮮日報によると、93歳の李夫人は、8月5-8日まで北朝鮮に滞在し、小児科や産婦人科の病院、児童施設、妙香山を訪れる予定。また夫人は、北朝鮮にあたたかい衣類を持って行き、貧しい子供たちに配る予定。
複数の情報によると、李夫人は金第1書記と面会する可能性もあるという。
なお北朝鮮訪問を前に、李夫人は脅迫を受けた。韓国のNews Dongaの情報によると、正体不明のグループが李夫人が搭乗する航空機を爆破すると脅迫した。脅迫文では、「李氏は夫の金大中氏と一緒に、韓国の納税者たちの金で北朝鮮の金王朝を支えた」と述べられている。韓国のマスコミが報じた。
警察は、李夫人が北朝鮮を訪れるために搭乗する航空機を入念に調べたが、爆発物は一切発見されなかったという。