ウクライナ、ロシア電力の常連客状態から脱却できず

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ウクライナは深刻な石炭不足が原因で再びロシアからの電力エネルギー購入に立ち戻らざるを得なくなっている。ウクライナはロシアの電力会社「インターRAO」との電力売買契約を締結した。

コメルサント紙の報道によれば、契約締結を行なったのはウクライナ側から。ドンバスの熱発電所2基が破壊され、ザポロジエ原発のエネルギーブロックの1基が停止したのが主な原因。

石炭の熱発電所の有する備蓄も残りわずかとなっているほか、電力需要が1.5倍に増える冬の暖房シーズンが近づいたことも契約に急いだ原因とされている。

コメルサント紙によれば、現在、ウクライナにはロシアから一定して0.8ギガワットの供給がなされているが、こうした一方で常に2ギガワットの電力不足が温存されている。

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