モスクワ市役所の発表では、8月13日から23日まで都心の革命広場で、この普通とは違ったユニークなバレエを誰でも見ることができる。演出は、ロシアの元フィギュアスケート選手で、トレーナー及び振付家のピョートル・チェルヌィシェフ氏で、音楽は、ボリショイ劇場の子供用レパートリーに入っている有名なカレン・ハチャトリャンの同名のバレエ曲が使われる。
舞台は野菜とくだものたちの暮らす国で、玉ねぎ一家の長男坊チポリーノが、無実の罪で牢屋に入れられてしまった父チポローネを救いだそうと大活躍する。彼は仲間達と力をあわせて、国を治めているわがままなレモン大公やトマト騎士と戦う。
ダンサーらは、舞台でトゥシューズの代わりにローラーブレードをはいて踊る。上演時間は50分、一日2回公演、入場は無料だ。