インドは英国で行われた演習に、インドで組み立てられた4機のロシア製戦闘機スホイ30MKIで参加した。インディペンデント紙によると、演習は英国のパイロットたちにとってロシア製戦闘機を背景に自分たちの力を確認する素晴らしい機会となった。
インド側は、空中戦演習で12対0という完全勝利を収めたと発表した。インドは英国の第4世代戦闘機「ユーロファイター タイフーン」との一対一の戦いだけでなく、相手にとって数的有利な一対二の状態でも勝利した。しかし冷静な英国人はインド側の声明について、これは「内需」のためのものだと指摘し、論破した。インディペンデント紙によると、「アビエーションウィーク」ロンドン支局のトニー·オズボーン支局長は、「このような声明には極めて批判的に接する必要がある。なぜなら声明は戦闘機の戦闘能力の全範囲を反映していないからだ」と指摘している。
また英国空軍側の関係者はインディペンデント紙に、英国のパイロットたちは、より高度な兵器システムを使用せずに「力を加減して」戦ったと語った。しかし英国側は、戦闘機スホイ30MKIが、「タイフーン」の開発中に設計された航空機の一つであることを認めざるを得なかった。「確かな腕」に委ねられれば、ロシアの戦闘機は「深刻な脅威」となるだろう。