長崎市長、現地で原爆の惨禍を直視するようオバマ大統領に呼びかけ

© REUTERS / Hisashi Ishida/Nagasaki Atomic Bomb Museum/Issei Kato長崎市長、現地で原爆の惨禍を直視するようオバマ大統領に呼びかけ
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長崎市の田上富久市長はオバマ大統領をはじめとする核保有各国首脳に対し、長崎および広島を訪れ、原爆の恐ろしさを確認してほしい、と述べた。

「米国のオバマ大統領はじめ核保有国を含む世界各国首脳に対し、長崎および広島を訪れ、70年前、原爆がもたらした惨禍のほどを確認するよう呼びかける」。日曜、長崎で開かれた原爆投下70周年祈念式典で、田上富久市長が述べた。

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「我々は決して自らの平和原則を手放してはならない」と市長。

式典には安倍首相や70か国あまりの代表が参加した。

先行して、6日には核兵器の最初の被害都市となった広島で平和祈念式典が行われている。

米国は「核は戦争の早期終結と犠牲者の低減のために必要だった」としているが、日本は既に降伏を決めていた。市民に原爆を使用した責任は追及されていない。

広島・長崎原爆で21万4000人が死亡している。史上唯一、原爆が実戦使用された例である。

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