ISSクルー、はじめて宇宙野菜を食べる

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ISSの第44期長期クルーが微小重力下で栽培された野菜をはじめて試食する。NASAが発表した。

宇宙ラボラトリー「Veggie」(地球外野菜の栽培のために特別に作られたもの)で取れた赤い葉っぱのロメインレタスが実食される。

食べるのは半分のみで、もう半分は冷凍し、地上に持ち帰って分析にかけるという。

NASAは体に良い食品を飛行士に食べさせるべく、宇宙における栽培技術の開発を促進している。今後、太陽系内でより長期のミッションを行うために、新鮮野菜を食料源としつつ、飛行士の定員を増やしていきたい考えだ。将来的には地球以外の惑星での栽培につなげたいとNASAは考えている。

「Veggie」のもうひとつの効用として、長期にわたる宇宙滞在にともなう倦怠を癒すために、宇宙菜園で休息する、ということが期待されている。レタスのほかにもほうれん草、大根、白菜、豆の栽培が試みられている。

© 写真 : NASAISSクルー、はじめて宇宙野菜を食べる
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