中国人民銀行金融政策委員会事務次長ジン・メイ氏が土曜、綏芬河市貿易展示会の開会式で発表した。ドル抜き、ルーブルおよび元建てによる相互決済で進展があったためという。
綏芬河市当局の見方では、ルーブル使用を合法化することにより、両国間のツーリズムおよび経済協力が発展する。
綏芬河市は黒竜江省における貿易の要である。州からロシアへの輸出の8割が同市を通る。既にロシア人を顧客とする商店やホテルではルーブルが使われているという。
ジン・メイ氏によれば、今年上半期、中露間の元建て取引額は13.2億ドルに上っているという。