通信社IRNAによると、ザンギャネ石油相は、石油貿易および石油化学、ならびに貿易と産業への投資分野でイランと日本は協力できるはずだとの考えを表した。ザンギャネ石油相はまた、日本はイランの液化天然ガス生産へも投資できるはずだと述べた。
イラン中央銀行のセイフ総裁も、イランを訪問した日本経済産業省の山際大志郎副大臣との会談で、制裁解除によって可能となる原子力取引の可能性を利用するよう呼びかけたという。セイフ総裁は、石油やガス産業、保険会社、銀行の幹部を含む日本代表団に、イランは日本との貿易・経済関係レベルの向上を目指していると語った。
セイフ氏は、イランには投資の可能性がたくさんあると述べ、日本は産業と技術分野の先進国であるため、イランと同地域の広大な市場は、産業生産量をさらに増やす良いチャンスだと指摘した。