地元クルスク市での慰霊集会では市内第18学校の代表者が参加した。今年、第18学校に入学した潜水艦隊員生らは、事故のあった年に生まれた子どもたち。
太平洋艦隊、バルト海艦隊でも黙祷が捧げられ、「クルスク」の犠牲者らの霊が悼まれた。
原子力潜水艦「クルスク」は2000年8月12日、バレンツ海のセヴェロモルスクから175キロ離れた、水深108メートルの地点で北方艦隊の軍事演習の途中で事故に見舞われた。乗船していた118人全員の命が失われた。検察庁の発表では、「クルスク」は演習用の第4魚雷内で爆発が起こり、これが他の魚雷にも連鎖反応を起こしたため、沈没した。