まず戦車が会場に運び込まれると、サフキン氏は、特別のロープで自分と戦車をつなぎ、地面に置いた梯子状のものの助けを借りて、一歩一歩前進した。
ベラルーシの力持ち、キリル・シムコ氏は、同様のやり方で、11トン半の重さの戦車Т-26を自力で引っ張るという記録を打ち立てている。
ウラジオストクの人々に沿海地方のヘラクレスと呼ばれる、サフキン氏は、今回もまたギネス・ブックに新たな記録を加えた。彼の記録はすでに2回、ギネス・ブックに収められている。その一つは、ほぼ400トンもある鉄道車両を50センチ引っ張ったという驚異的なものだ。