国際航空宇宙サロンMAKSでイランは何を見せてくれる?

© AP Photo / Sergey Ponomarev国際航空宇宙サロンMAKSでイランは何を見せてくれる?
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この夏開催される国際航空宇宙サロン(MAKS2015)でイラン代表団は最も注目を浴びる存在になる。イランの民間航空産業企業「アスマン・ファナヴァラン」のシャフラム・ヴァゲフィネジャド執行役員はラジオ「スプートニク」からのインタビューのこう語った。

MAKSはモスクワ郊外のジュコフスキー市で2年毎に開催される国際航空宇宙サロン。このMAKSがイランの航空宇宙産業部門の大きな関心を呼んでいる。「アスマン・ファナヴァラン」社のヴァゲフィネシャド執行役員は、イランは15年もの間、MAKSで生産的な作業を行なっており、多くの外国企業とパートナー関係を結び、一連の技術の買いを進めてきたとして、次のように語っている。

「我々は人工衛星、ロケット運搬機、国産ヘリコプター、航空機数機の設計など、イランの専門家らの最新の達成を紹介する。イランの民間航空宇宙企業は国産のナビゲーションシステム、エンジン、民間航空向けの部材を広い範囲にわたって展示する。また一連のイラン航空生産関連大学の学生、大学院生や、民間の調査センターの発明者らのアイデアも紹介される。サロンには約40社のイラン企業が出展する。」

2015年のMAKSがイランにとって特別なものになるのは参加代表団の数だけではない。今回はウィーンでのイラン核問題合意後、イランが始めて参加する航空サロンとなる。これによってイランにはロシア、その他の諸国との航空宇宙分野における協力拡大に向けた大きな可能性が開けることは間違いない。。「アスマン・ファナヴァラン」社のヴァゲフィネシャド執行役員は、さらに次のように語っている。

「イランはロシア側と合弁で航空宇宙危機を生産する可能性、また様々な用途のロシア製の航空設備の購買を真剣に検討している。最新の技術で作られたイランの航空宇宙製品もMAKSでバイヤーを見つけられるよう期待している。合同で生産することで質だけでなく、競争力のある低価格という我々の強みが開けるだろうと真剣に考えている。新たな、制裁解除後という条件での新たなサクセスに期待している。」

MAKS2015は8月25-30日、モスクワ郊外のジュコフスキー市で開催。MAKSの主たる目的はロシアの高度な技術を披露し、ロシア市場が外国のパートナーらとの共同プロジェクトに開かれていることを示すことにある。MAKSはロシア大統領の後援で開催されており、今日の時点で世界40カ国の750社を超える企業が応募している。

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