トルトネフ氏は12日から開催の全ロ青年教育フォーラム「イトゥルプ」に参加するため同島を訪問した。
東京のロシア大使館は、日本側が電話で抗議を申し込んできたことを確認した。
7月23日、メドヴェージェフ首相は、再びクリル諸島を訪れる意向であると述べ、閣僚にも自身の例にならうよう呼びかけた。日本の岸田外相はモスクワの大使館を通じてメドヴェージェフ首相に対し、「もし訪問が実現すれば北方の4島をめぐる日本の立場に抵触し、日本国民の感情を傷つける。受け入れがたい」と指摘、計画撤回を頼んだ。ロシア内閣広報ナタリヤ・ティマコワ氏は岸田外相発言に対し、メドヴェージェフ首相は「自国領土のどこへ行くかは自分で決めるし、外部からの勧告など無用である」とコメントしている。