スノーデン氏、ロシアを去るつもりはなし

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米国家安全保障局の元職員のエドワード・スノーデン氏はロシアを離れるつもりはない。15日、ロシアにおけるスノーデン氏の利益を代表するアナトーリー・クチェレナ弁護士はこうした声明を表した。「彼はロシアにいる。万事、うまくいっている。」

ロシアの情報ラジオ局「ロシア・ニュース・サービス(RSN)」が報じた。

クチェレナ弁護士は、スノーデン氏が近い将来、ロシアを離れることはないかというRSNラジオからの問いに否定的な回答を出した。

スノーデン氏は2013年6月、ワシントンポスト紙とガーディアン紙に対し、米国および英国特務機関がインターネット上で行った追跡プログラムに関し、一連の機密情報を渡した。スノーデン氏はこの後、香港へ出国し、そこからモスクワへと飛び、一定の期間、モスクワのシェレメチヴォ空港のトランジットゾーンに滞在した。ロシアはスノーデン氏に対し、1年を期限とした一時滞在許可を出したが、その条件として米国に反対する自身の活動を行わないことを約させた。2014年8月1日、スノーデン氏は3年を期限とする居住許可を取得。これによりスノーデン氏はロシア国内のみならず外国へも出国が可能となっている。

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