数日前、地元民は深さ5メートルの不思議な漏斗状の穴を見つけた。こうした穴ができるためにダンプカー10台分もの土が一気にどこかに持ち去られたことになる。
14日、穴のできた一帯を地域の天然資源環境委員会、UFO学者、マスコミの代表らが訪れ、調査を行った。
穴の中と周りの放射線値は基準値を上回っていないことが分かっている。
ヴォルゴグラード州天然資源環境委員会の広報課は「調査の結果、土壌の陥没は人為的な性格のものではないことがわかった」と語っている。
専門家らはこの地帯の土壌には空洞があり、それが原因で漏斗状の穴ができたのだろうと推測している。
一方でこうした帰結に満足しない人々は何らかの不思議な力が作用して穴が形成されたのではないかと考えている。地質学者のニコライ・サムシ氏はスヴェトヤルスク地区には地面が陥没するような地質学的な条件はないと主張している。