アイオワ州で演説した中で、クリントン前国務長官は「イラクでの状況尖鋭化は、ジョージ・ブッシュJr.政権の行動が原因で生じた」と述べ「ジェブ・ブッシュ氏は、自分の兄の行動を擁護し、それによって起った事の全体像を隠そうとしている」と指摘した。
またクリントン前国務長官は「当時のイラク政府との間で、2011年末までに米軍撤退について合意したのは、他でもないブッシュ大統領だ」とし「その事が、あの地域で『IS』が勢力を強める原因となったのだ」と強調した。
先にジェブ・ブッシュ氏は「オバマ現大統領の誤った行動が、イラクの状況不安定化を招き『IS』の勢力強化をもたらした」と批判し「そうした事は、クリントン氏が国務長官であった時代になされた」と指摘している。