これより前、エクアドル政権は安全が脅かされる危険性を発表していた。非常事態宣言の発令により政権は財源など、噴火に際する必要資源に動員をかけることができる。予防対策としてエクアドル中部の小居住区からおよそ400人の避難が行われた。市民らは、大気の汚染から医療用マスクを着用し始めている。
コトパクシ火山は首都キトからわずか60キロに位置する。14日、火山は高さ5000メートルを越す柱状の噴煙を上げた。ニュースポータルIBTの報道によれば、噴火は70年ぶり。今回の噴火は溶岩を伴わず、火山灰がループのように撒き散らされるタイプのもの。
IBTによれば、コトパクシ火山は1940年代に噴火した後、1975年に再び火山活動を再開。
コトパクシ火山は居住区に隣接していることから世界でも最も危険度が高い火山として知られている。