首相は「ギリシャやユーロ安定よりはるかに大きな問題だ」として、移民問題解決の必要性を訴えた。
先にフランク=ヴァルター・シュタインマイヤー外相も移民問題に言及し、バルカン半島からの不法移民の国外退去を強化するよう訴えた。「彼らに難民指定を受ける見込みはない。早急に明確な決定をとり、行動するべきだ」。BILD紙のインタビューでの発言。
外相によれば、アルバニア、コソヴォ、マケドニアはEUとの接近を模索している。この諸国が人権の点で信頼できると認定されれば、移民問題の解決が進むだろう。「EUは移民の源泉たる国家の運営に参加するだけでなく、自分の経済的立場を明確化する必要がある」と外相。