ロシア外務次官:イエメン危機は全ての社会・政治勢力が参加する国民対話で解決されるべき

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ロシア外務次官:イエメン危機は全ての社会・政治勢力が参加する国民対話で解決されるべき - Sputnik 日本
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ロシアはイエメン紛争について、同国の全ての社会・政治勢力の対話でしか解決できないと考えており、停戦を呼びかけている。中東・アフリカ諸国担当ロシア大統領特別代表のミハイル・ボグダノフ外務次官が、リア・ノーヴォスチ通信のインタビューで語った。

ボグダノフ外務次官は、次のように述べている-

アムネスティーが非難、サウジはイエメンで戦争犯罪 - Sputnik 日本
アムネスティーが非難、サウジはイエメンで戦争犯罪
「基本的にイエメン危機は、同国の全ての社会・政治勢力が参加する包括的な民族対話で解決されるべきだ。歴史的状況の結果、イエメンでは部族関係が強いため、対話プロセスには様々な地域の代表者たちが参加する必要がある。私たちは最近数年間、欧州連合(EU)と一緒にイエメンでの国民対話のテーマを監督してきた。そしてこの方向では良い結果が得られた。しかし武力紛争が続くことによってこの国民対話が打ち消されてしまったら残念だ。すでに国民対話の実現はとても難しくなってしまった。私たちは情勢の展開を大きな懸念をもって見守っている。軍事行動は不幸と苦しみを一般の人々にもたらすだけであり、イエメンの人道状況は破滅的なものに近くなっている。国は破壊され、イエメン人の独特な歴史、文化、遺物も破壊されている。私たちは何度も停戦や人道目的の休戦を呼びかけた。この一時的な人道休戦が恒久的な性格を有し、国民のために必要不可欠な人道支援を行うために利用されることに期待する。人々は医薬品、食料、飲料水、燃料などをとても必要としている」。

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