カナダの企業「トート・テクノロジー」は、地上20キロの高さまで人や物を運ぶことができるエレベーター建設の特許を取得した。このエレベーターは、世界で一番高い超高層ビル「ブルジュ・ハリファ」の20倍の高さになるという。
エレベーターの屋上にはデッキが設置される見込みで、このデッキから単段式宇宙輸送機を軌道へ打ち上げることが可能だという。またこのデッキは、再使用型の機器の着陸や給油などにも使用できるという。CBSNewsが伝えた。
エレベーターは、内部にヘリウムを注入したパイプを積み重ねて建設される。最初の段階では、エレベーターのてっぺんまで機材や人員が運ばれる。将来的に観光客も利用できるようになるという。なお宇宙エレベータの建設がいつ始まるのかは不明。