川内原発は8月11日に再稼動し、その3日後には発電を開始した。日本国内では福島第1原発事故後、48の原子炉が稼動を停止しているが、川内原発はなかでも新たな安全基準に即したテストを通過し、国の原子力規制委員会による再稼動の認可を最初に獲得している。
九州電力の見込みでは21日には出力を91%にまで引き上げ、25日までには全開にまでもっていく予定だった。ところがコンデンサーのポンプのある付近で警報が鳴り出したため、この計画は延期された。九州電力は延期決定について、今後の作業を阻害するものではないと説明している。
川内発電の出力全開の見通しについては、今後発表される。