官房長官は、「仮に言われているようにメドベージェフ首相の北方四島への訪問が行われれば、北方四島に対する日本の立場と相いれず、日本の国民感情を傷つけるものになり、絶対に受け入れられない」「駐ロシア大使をはじめ、様々なレベルで懸念を表明し、訪問が行われないよう申し入れている」と述べた。
メドヴェージェフ首相は7月23日、クリル諸島再訪の意志を表明し、閣僚らに、自身の例にならうよう呼びかけた。今月14日、ロシア外務省は声明を出し、ロシア閣僚のクリル訪問は今後も続き、ロシアは日本政府の立場を考慮することはない、とした。