地方裁判所は19日、観光客がサンタクロースに会うことのできる観光スポットを運営するディアノルディア社が、20万6000ユーロの税金を滞納したとして、破産を言い渡した。
ロヴァニエミには、観光客がサンタクロースなどのクリスマスや新年のキャラクターと会ったり、写真を撮ったりすることができるアトラクションを運営しいている会社が3社ある。「サンタクロース・オフィス」を運営するディアノルディア社は、そのうちの1社。他の2社が運営する「サンタパーク」と「サンタクロース村」とは異なり、ディアノルディア社の「サンタクロース・オフィス」は1年中運営している。
「サンタクロース・オフィス」のマネジングディレクターのヤルモ・カリニエミ氏はフィンランド国営放送に、今回の決定が見直されることに期待していると語った。
フィンランドの税法によると、ディアノルディア社には、滞納分の税金を支払うか、あるいは当局と別の合意を達成するために8日残されている。