会談は18時(モスクワ時12時)、南北境界の非武装地パンムンジョムで行われる。
半島情勢は20日、北朝鮮から砲撃があったとの韓国側の発表を機に、緊迫した。その1時間後、韓国の砲兵隊が、敵からの発砲があった方角へ30発程度の「対抗」射撃を行った。北朝鮮側は、南側は理由もなく撃ってきた、と主張している。両者とも相手の「挑発」を非難し、報復を行うと主張している。
会談までに、北朝鮮が自陣に対する拡声器による放送を停止する期限として定めた48時間が経過する。この要求が容れられなければ北朝鮮は拡声器を破壊する、としている。韓国政府は拡声器の撤去を拒否している。