「イスラム国」戦闘員 シリアのマリ攻撃の際 化学兵器を使用

© Flickr / Enno Lenze過激派組織「イスラム国」
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過激派勢力「IS(イスラム国)」の戦闘員らは、シリアの町マリの住民居住区を攻撃した際、化学物質を含んだ砲弾を使用した。シリアのサナ通信が、現地消息筋の情報として伝えた。

それによれば「ソーシャルネットワーク上での情報では、マリの住民の一部が『IS』が機能土曜日、町を砲撃した後、呼吸困難に苦しんでいる。砲弾の中に、毒性物質が含まれていたようだ。」

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前日、米国の対「IS」戦本部の責任者、ケヴィン・キレア将軍は「我々は『IS』が化学兵器を使用した事を裏付ける予備的証拠を入手した」と述べた。将軍によれば「以前『IS』が所有し、イラクのクルド蜂起軍のもとで見つかった迫撃砲の断片をテストしたところ、イオウ系薬剤が検出され、化学兵器が用いられたことを示すプラス反応が出た」とのことだ。なお将軍は「ただこれは野戦施設でのテストなので、最終的な証拠を得るため、より詳しい専門的調査がなされるだろう」と伝えた。

過激派グループ「IS」は、現在、世界の安全保障にとって最大の脅威の一つである。この三年間で、彼らは、イラクやシリアのかなりの領土を占領する事に成功した。

 

 

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