フリト氏は、次のように伝えている-
「今年、欧州からの観光客は、昨年の夏のシーズンに比べ15%も落ち込んだが、アジア東部及び南部からの観光客が、それを完全に補ってくれた。彼らは、欧州からのツーリスト同様、名所旧跡を巡る『クラシックな』観光をよしとする。サンクトペテルブルグ以外に、レニングラード州も訪問している。
しかしその一方で、中国からの観光客へのサービス問題が生じている。その数が急激に増えたため、現在、中国からのお客様全部にガイドが行き渡らないのだ。中国語ガイドの仕事は、かなり緊張を有するものだ。」
6月に、観光協会「国境のない世界」のスヴェトラーナ・ピャチハトカ臨時代表代行は「今年2015年第一4半期、ロシアへの旅行者数で中国が第一位となった。この時期の旅行者の約16%が中国人だった」と述べている。