非常事態管理評議会が発表した最新報告によれば「台風15号の通過に伴い、洪水9、土砂崩れ8、竜巻2を含め、合計で24件の災害が確認された。」
また一時避難を強いられたフィリピン人は1万3千人に及んでいる。台風はこれまでに、家屋160棟以上に損害を与え、いくつかの地域に停電をもたらし、そこへ至る交通を遮断した。一連の州では、学校が休校となり、空の便が欠航となった他、海上交通もストップした。
フィリピンの気象専門家によれば、台風は、中心部の瞬間最大風速が毎時185キロにも達し、現在フィリピン最北部バタネス州バスコの北東を毎時13キロの速度で北東方向に進んでいる。