韓国政府消息筋は、リア-ノーヴォスチ通信機者に対し「北朝鮮との紛争における韓国への、米国の軍事援助の大きさは、朝鮮半島情勢がどう進展するかにかかっている」と述べ、次のように続けた―
「今のところ、状況がどう発展してゆくのか何も明らかではない。すべてはそれ次第だ。韓国に対する米国の軍事援助は、朝鮮半島の緊張緩和のためのみに限られたものである。」
ラジオ・スプートニクの取材に対し、韓国政府消息筋は「我々は。北朝鮮との事件を、武力を用いず、平和的手段で解決することを望んでいる」と述べた。
韓国政府高官は、次のように発言した―
「我々は、武力の使用に反対しており、外交的手段で問題を解決したいと欲している。韓国は、朝鮮半島の平和と安定の維持を願っており、緊張のレベルを下げようと努力している。
しかし交渉では、双方は今のところ、成果を手にしておらず、解決策の模索が続いている。双方は、解決策の模索に務めているが、まだ実を結んでいない。
韓国は、もし緊張の度合いが下がれば、北朝鮮との国境地帯から拡声器を撤去するだろう。緊張が緩和すれば、我々は、それらを取り外す。
しかし北朝鮮側は、地雷が爆発し韓国軍兵士2名が重傷を負った8月4日の挑発行為について、自分達が組織したと認めなければならない。それゆえ我々は、北朝鮮に、今後もうああした挑発行為をしないよう強く求めるものである。」