ウラルで発見された6万年前の骨は巨大洞窟ライオンのものか!?

© Flickr / Bas Leendersライオン
ライオン - Sputnik 日本
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ウラルの古生物学者らは、巨大な洞窟ライオンのユニークな骨を調査するための助成金を受け取る文書の用意ができた。骨は、ロシア連邦バシコルトスタン共和国のある洞窟で見つかったもので、そこで考古学者らは、およそ6万年前のものと見られる骨を発見した。専門家らは、この骨は、その当時洞窟内に棲息していた大型ライオンのものではないかと推測している。

学者らは全部で、500もの骨及び骨の一部を見つけた。彼らは、同じ場所で古生物の骨がこれだけたくさん見つかったことはかつてなかったため、非常に価値ある発見だと評価している。

洞窟ライオンは、今から37万年前から1万2千年前まで、ネアンデルタール人が生きていた頃、現在の欧州地域に棲息していた。洞窟ライオンの姿は、しばしば岩に彫られたりして今に伝えられている。その体格は、今のライオンより25%程度大きかったようだ。

大人になった洞窟ライオン数頭の骨は、91メートル以上もの厚さの地層に埋まっていた。このことは学者達を当惑させている。なぜなら、洞窟ライオンは、それほど深い洞窟には通常入り込むことはなかったからだ。

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