オブノソフ代表取締役によれば、「グロム2」は緩やかな飛行の爆弾。なぜならエンジンの代わりにさらにもうひとつ、重さ130キロの戦闘器材が予備として入っているため。これで総重量は250キロになる。
オブノソフ代表取締役は、「グロム2」に先行した「グロム1」についてはエンジン、誘導システムほか、250キロもの大型の戦闘器材を積んだミサイルで、総重量は522キロにも達すると説明している。
「作戦用ミサイル兵器」社は2002年、連邦国家統一企業・国立宇宙学術生産センター「ズヴェズダー・ストレラー」を母体にして開設。高度の効率のミサイルや操縦可能な爆弾、空中、地上、水中用の兵器複合体を生産する26の企業を内包している。