年で5.6分の1に値下がりしていた。
造船大手ジョン・フレドリクセン傘下のシードリル社は「ロスネフチ」との契約決裂で困難な状況に陥っている、と「コメルサント」。同紙によると、両社は株式を交換し、総額40億ドルの掘削作業に関する契約を結ぶ計画だったが、契約はロシアに対する米国の制裁によって妨害された。
結果、同社は恒久的な配当金の支払を停止し、契約に使われるはずだった41億ドルは凍結されると発表した。
現在シードリルの株主は会社を相手にニューヨーク州南部地区裁判所で3件の訴訟を提起している。被告によれば、同社は「配当金の支払いについて誤解を招くような発言を行って」いる。これについては第2四半期の同社の報告書で報告されている。株主らによると、経営トップは2017年3月に延期された「ロスネフチ」との取引のリスクについての情報を開示しなかった。同報告書はまた、同社は「断固としてその地位を守るが、結果を予言することは出来ない」としている。